95後(1995年から1999年生まれ)の男性の間で、スキンケアやコスメに対する関心が上昇を続けている。中國新聞網(wǎng)が伝えた。
朝起きると洗顔剤と洗顔ブラシで顔を洗い、終われば化粧水、クリーム、日焼け止めを順番にすり込む。夜は夜でクレンジングオイルで化粧品を落とすと、朝と同じように化粧水とクリームでお手入れをする。1週間に1回はスクラブで汚れを落とし、保濕マスクでパックする。時(shí)には大手病院に行って美容醫(yī)療の処置も受ける。
これが21歳の大學(xué)生?張超さん(仮名)の日常のスキンケアだ。張さんのような男子學(xué)生は決して少數(shù)派ではなく、彼らはスキンケアへの出費(fèi)でもファッションへの出費(fèi)でも同年代の女子學(xué)生に引けを取らず、他の分野でも強(qiáng)い消費(fèi)意欲を示す。こうした消費(fèi)習(xí)慣の背後にあるのは巨大な可能性を秘めた消費(fèi)空間「ブルー?オーシャン」だ。専門家はこれを「彼女経済」と対照させて「彼経済」と呼ぶ。「美容男子経済」と呼ぶ人もいる。
▽若い男性のスキンケア?コスメへの関心が上昇中
SNSで一時(shí)話題となった寫真から、小売の専門家が考える消費(fèi)者の価値の格付けがあらわになった。「市場価値」と銘打ち、その下に「少女>子ども>若い女性>高齢者>犬>男性」と記された畫面の寫真だ。これまでは多くの人が男性に消費(fèi)はほぼ必要ないと考えてきたし、男性でこうした見方をする人も多い。
80後(1980年代生まれ)の李牧さんは、「自分は100%の異性愛者。30元(1元は約16.2円)のTシャツを何年も著ているし、スキンケア製品もほとんど使わない。第一に、女々しい感じがして、自分の男らしさに傷がつくような気がするから。第二に、顔に何か塗ってべたべたした感じになるのがいやだから」と話す。
Q&Aプラットフォーム?知乎では、「男性にふさわしいスキンケア製品とコスメ製品はどれか」という質(zhì)問の閲覧數(shù)が198萬件に上り、フォロワーは1萬人を超えた。一方、「女性はどうやってスキンケア製品を選ぶか」という質(zhì)問のフォロワーは4381人にとどまった。
働き始めてから5年になる90後(1990年代生まれ)の梁傑さん(仮名)は、美を追究するためには出費(fèi)を惜しまない。「卒業(yè)してから500元以下の製品を使用したことはない。今一番愛用しているのはドゥ?ラ?メールのクレーム?ドゥ?ラ?メールで、30グラム入りが中國の専用カウンターで買うと1450元になる。仕事でしょっちゅうお客様のところに行くので、見た目を大事にしている。顔に吹き出物があるなんて絶対に許せない」という。
ネットショッピングプラットフォームの唯品會(huì)が調(diào)査會(huì)社の艾瑞諮詢(iResearch)が共同で発表した「種草一代?95後消費(fèi)報(bào)告」によると、2015年から17年の間に、唯品會(huì)プラットフォームでは男性用スキンケア?コスメの消費(fèi)が60%増加した。95後の男性のスキンケア?コスメへの関心も上昇を続けており、売れ筋商品の上位3位にはフェイスマスク、スキンケアセット、洗顔製品が並んだ。
このウェブサイトの著作権は人民日報(bào)社にあります。
掲載された記事、寫真の無斷転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn