日本で21日、第4回中國百科検定が実施され、400人以上の受験者が各地30ヶ所の試験會場で受験した。新華社が報じた。
「中國百科検定」は、中國語能力テストではなく、歴史?地理?政治?経済?社會?文化?教育?スポーツなど、多方面の知識を問う試験だ。受験コースは、3級(ものしりコース)、2級(中國通コース)、1級(百科老師コース)、特級(マスターコース)がある。
同日、大雪に見舞われたにもかかわらず、約80人が東京?明治大學(xué)中野キャンパスで受験した。日本と中國を頻繁に行き來しているという貿(mào)易會社社長の前田進(jìn)さんは取材に対して、「日中友好協(xié)會が発表した情報を見て受験すると決めた。相互理解を深めることは、両國の友好交流を深める上で非常に重要」と語った。
受験者の畫家?川上淳さんは取材に対して、「中國の美術(shù)に関心があり、この試験を通して、中國に関する知識をもっと増やすことができれば、自分にとって有益だし、その知識を友達(dá)にも伝えることができる」と話した。
同試験を主催する日中友好協(xié)會の副理事長であり、慶応義塾大學(xué)の大西広教授は取材に対して、「日本人は中國のことをあまり理解しておらず、しかも誤解している點(diǎn)もある。この試験の合言葉『理解は絆を深める』は、両國が友好関係を築く基礎(chǔ)」と語る。
「中國百科検定」に年齢制限はなく、明治大學(xué)の試験會場では若い受験生の姿もたくさんあった。最年少の受験者は10代だった。大西教授によると、「現(xiàn)在、中國は製造業(yè)や人工知能、宇宙ステーションなどの分野で、世界でも最先端を歩んでおり、その影響力は軽視できない。そのため、若者も中國に対する知識を深めたいと思っている」という。
「中國百科検定」の成績通知は4月下旬に受験者に発送され、合格者には「合格認(rèn)定証」が送付される。成績が特に優(yōu)秀だった受験者には、中國旅行がプレゼントされる可能性もあるという。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2018年3月26日
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