〇結(jié)局のところ、ズボン下は履くべき?
北京人民醫(yī)院中醫(yī)科の尹東輝?主任醫(yī)師は、次の通り分析した。
「社會の発展に伴い、若い人が飲食によって摂取するカロリーは、昔に比べてかなり高くなっている。また、外気溫が上昇しているため、昔ほど寒いという感覚はないのかもしれない。だが、個人の體質(zhì)や年齢層によって、大きな差があるため、各人がそれぞれの體質(zhì)に基づき、季節(jié)の変化に応じて適宜調(diào)節(jié)し、保溫を心がける必要がある」。
「冬季の寒気は、他の季節(jié)よりも人體に対する影響は大きい。冷えは、冬の病気の主因となる場合が多い。普通の風(fēng)邪のほか、関節(jié)痛などの疾病の引き金にもなりえる」。
「昨今、電動自転車に乗っている人が多い。我々の臨床例の中で、多くの人、特に若い女性に多いのが保溫ケアを怠り、関節(jié)の冷えによる疾病だ。冬に自覚癥狀がなくとも、翌年の春に気溫が上がると、関節(jié)痛を発癥する」。
「患者の中には、痛みが年々酷くなり、関節(jié)を曲げづらくなり、活動が制限される人もいる。若い人が高齢者に多い関節(jié)病を患うのは、長時間身體を冷やす?fàn)顟B(tài)が続くことと直接関係がある」。
「このほか、冬に保溫ケアを怠る若い女性がいる。もともと生理痛の癥狀がなかったのに、ズボン下を著用しないどころか、ローライズのパンツを好んで履くことで、生理痛を患うことがある。これも、中醫(yī)で言う『寒凝気滯(冷えによる気の滯り』だ」。
「『冷えは足元から』というが、下半身が冷えるとその影響が全身に及ぶ。一部の人々、特に脾陽虛弱(消化?吸収機能が弱い)の人は、下半身が冷えると、胃腸機能がダメージを受ける。また、冷えによって、アレルギー性鼻炎や喘息などのアレルギー疾患の病狀が悪化する可能性がある」。
「寒さによる刺激によって體質(zhì)強化ができるかどうかについては、屋外でスポーツするときには少し薄著にするなど、適度な刺激は人體にとって有益だ。だが、トレーニング後は、しっかりと身體を溫める必要がある。長時間続けて限度を超えた「訓(xùn)練」を行うことは、人體の健康を損ねる原因となる。(編集KM)
「人民網(wǎng)日本語版」2017年11月24日
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