大自然では過酷な生存競爭が常に繰り広げられている。ところが、こちらのホオジロザメには思いがけない幸運が舞い込んできた。このほど、南アフリカの寫真家が滅多に見られない光景を撮影したスナップショットが話題となっている。その寫真というのが、息継ぎのため、海面に上がってきたアザラシが、不運にもちょうどその場で待機していたサメの、大きく開けた口の中に吸い込まれるように飛び込んでいくというものだった。
おそらく、アザラシにとってこのジャンプは、一生のうちで一番後悔した1回だったはずだ。サメはもはや、捕食の素振りすら見せておらず、ただ、ディナーが口の中に入っているのを待っているだけの狀態(tài)だった。思いがけない収穫をしたサメは、その後海の中へと消えて行き、美味しいディナーを堪能したことだろう。
アザラシは本來とても機敏な動物で、本來であれば、サメの數(shù)倍ものスピードで移動する。それだけに今回の出來事は、とんでもなく不運だったことがわかるだろう。(編集TK)
「人民網(wǎng)日本語版」2016年8月29日
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