ミネルバ大學を選んだ理由について、沈さんは次の通り答えた。
4年間の在學中に7都市を巡るという教學システムに、非常に心が動いた。7都市のうち半分以上は訪れたことがあり、もっと時間をかけて各都市の魅力を探りたい衝動に駆られた。また、この大學は入學後、オックスフォード大やケンブリッジ大のように、1年目から専攻を選ぶ必要がなく、最初の2年間は一般教養を學ぶカリキュラムになっている。私が他人に聞かれて最も困る質問は、「將來どんな仕事がしたいのか」という質問だ。TVキャスターもいいし、報道記者にもなりたい。ビジネスも學びたいし、興味の対象があまりにも多く、將來実際にどんな職業に就くのかは、今は全く分からない。ミネルバ大學の創設者には、錚々たるメンバーがそろっている。私はぜひとも、この大學で學んでみたい。
合格通知を受け取った沈さんは、心がワクワクしている。とはいえ、入學するか否かの最終決斷をするのは、もう少し先だという。(編集KM)
「人民網日本語版」2015年12月22日