就活シーズンも半ばを過ぎた中國の大學生。中國では最近、「二人っ子政策」が決定されたことを背景に、女子大生の就活は特に困難を極めるようになっている。北京の大學數校を取材したところ、面接では、「いつ子供を産む予定か?」が、女子大生の面接で必ず聞かれる質問になっていることが分かった。女性の場合、履歴書に「既婚、子供あり」と明記しておくと成功率が高くなるという。そのため、大學院生の間に子供を産む女性が増加している。中には、十數人の女子學生が既に子供がいるという學部もあり、その波が學部生にまで広がりつつある。北京青年報が報じた。
「子供あり」で就職率アップ
北京の某名門大學で開催された100以上の企業(yè)が參加した合同企業(yè)説明會を取材すると、「既婚、子供あり」の女性の採用を優(yōu)先するというのが多くの中小企業(yè)の「裏ルール」となっている。ある企業(yè)の採用擔當者は、「今日は、大學院生対象の説明會。卒業(yè)したばかりの人は厚かましさがないため、募集しているポストの條件として『既婚で子供がいる人』とは書いていない。しかし、一般の募集では、明記している」と率直に語った。
「ママ大學院生」がますます一般化
今回の取材で、説明會參加者のうち、「子供がいる女子大學院生」が増加していることが分かった。子供を産んでから、就活をするというのが、多くの女子大學院生の主流となりつつあるようだ。多くの文系の女子大學院生も、「気に入る結婚相手がいれば、修士課程で學ぶ間に結婚して子供を産んでもいい。周りにもそのような同窓生や友人がいる」と話した。