市民が國(guó)旗7萬(wàn)枚を無(wú)料配布　1萬(wàn)5千元を自腹で

3日午後、江蘇省南京市建康路にある広場(chǎng)で、市民の朱天其さんが太陽(yáng)の光を受けながら道行く人々に小さな國(guó)旗を配っていた。「現(xiàn)代快報(bào)」が伝えた。

朱さんは、「國(guó)旗を配るのは、歴史に対して、またかつて戦爭(zhēng)に行った英雄達(dá)に対して敬意を払う一つの方法だと考えている」と話す。朱さんは広場(chǎng)近くのレストランでコックをしており、この日も仕事があるため、朝7時(shí)に準(zhǔn)備を始め、5時(shí)間ほどかかって國(guó)旗の準(zhǔn)備を整えた。「同僚が手伝ってくれた。仕事の間はいろいろ肩代わりしてくれて、自分は國(guó)旗を準(zhǔn)備する時(shí)間ができた」。午後2時(shí)から広場(chǎng)で配り始めた7萬(wàn)枚あまりの旗は、2時(shí)間も経たないうちにすべてなくなったという。

7萬(wàn)枚の旗は朱さんが自腹を切って1萬(wàn)5千元（約28萬(wàn)2千円）で購(gòu)入したもの。月給4千元（約7萬(wàn)5千円）ほどの朱さんにとって1萬(wàn)5千元は半年分の蓄えにあたる金額だが、「自分には戦爭(zhēng)に行った體験はないが、かつての烈士たちに敬意を表することが必要」といい、費(fèi)用がかかってもやる価値のあることだと考えた。國(guó)旗を受け取った市民からは、朱さんの行動(dòng)に相次いで賞賛の聲が上がったという。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2015年9月4日