28日は、日本のお盆に當たる「中元節(舊暦7月15日)」。「三大鬼節(清明、中元、寒衣)」の一つで多くの人がお墓參りをする。中國には、「この世では『元霄節』を祝い、あの世では『鬼節』を祝う」という言い伝えがある。同日、閻魔(えんま)王も立派な服を著て、死者の霊と共に「中元節」を祝い、この世で生きている人間にもそれに參加することを望むと言われている。そのようにして、あの世の霊たちが、生きている間に得ることができなかった幸せを享受できるようにするのだ。そのため、中國の多くの地域では、この日にお寺に行ったり、墓參りをしたりして死者を祀るほか、花を観賞したり、釣りをしたりすることもある。