お見合いサイトの珍愛網が3日に発表した「獨身新貴族調査報告書」によると、獨身新貴族の主要年齢層は1980年代生まれで、高所得者は北京、深セン、上海の3都市に集まり、北京が最多だった。金融産業関係者の所得が最も多い。考え方についてみると、50%が「真実の愛を求めて獨身」といい、最も好きなタイプは女優の林志玲(リン?チーリン)だ。「新京報」が伝えた。
今回の調査研究にあたり、珍愛網は居住する都市の平均所得の2倍以上の収入がある獨身の若年層を「獨身新貴族」と定義し、全國にいる8千萬人の會員を対象にサンプル調査を行った。
▽獨身新貴族の90%が大卒以上
獨身新貴族で「大學院(修士または博士)」の學歴の人は、女性が15.33%で男性の8.04%を上回った。所屬する産業をみると、男性は製造業、IT?インターネット産業、金融業、女性は金融業、教育産業が中心だった。半數以上が企業や機関で部門の総監や主管の肩書きを持ち、次いでエグゼクティブマネージャーが多い。
興味深いのは、月収5萬元(約99萬8千円)以上の獨身新貴族のうち、1960年代生まれは製造業、70年代生まれはサービス業、80年代生まれは金融業、90年代生まれは自由業に集中していることだ。
▽北京は「金持ち」の獨身新貴族が最多
一線都市の中で月収5萬元以上の獨身新貴族が最も多いのは北京で、次は深セン、その次は上海で、広州は末席に位置する。専門家は、「都市がもつ特徴、獨身エリートの人口基數、地域の所得水準がこうした差をもたらす主な原因だ」との見方を示す。