8月1日の建軍節を前に、中國解放軍は慣例に基づき、夏の高級將校の人事異動?任命式を行った。內部関係者が明らかにしたところによると、副大軍區級では、少なくとも16人の人事調整が行われた。今回の人事調整は陸海空軍、第二砲兵部隊、大軍區、軍學校に関連し、中でも政治幹部が大部分を占めたという。北京青年報が伝えた。
今回の人事調整では、軍種をまたぐ調整が多かった。中でも代表的な例として、海軍北海艦隊の元政治委員?白文奇氏が済南軍區の空軍政治委員に任命された。白氏は東中國海、南中國海および北海艦隊航空兵部隊で職務についており、これまでに、海軍南中國海艦隊航空兵政治部主任、海軍北海艦隊副政治委員兼艦隊航空兵政治委員を歴任している。海軍政治部元副主任の康非氏が白氏の後任として北海艦隊政治委員に就任し、同時に済南軍區副政治委員を兼任する。
さらに、総政治部組織部の方向部長は、「部をまたいで」武裝警察部隊政治部主任に任命され、軍級幹部から副大軍區級に昇進した。
軍種をまたぐ人事調整のほか、本部と軍區間の異動もあった。上述の方氏のほか、元総參謀部軍訓部長の鄭和氏が成都軍區副司令に任命された。內部関係者は、軍種をまたぐ幹部の抜擢について、「多元化された幹部育成の方法であり、共同作戦時の指揮體系に適応させ、監理するため」との見方を示す。(編集SN)
「人民網日本語版」2015年8月3日