國家統計局は26日、2014年の各種職種の平均賃金に関するデータを発表した。それによると、調査対象になった職場の全従業員の平均賃金は4萬9969元(約99萬8千円、1元は約20円)だった。中レベル以上の管理職の平均賃金が最も高く、全従業員の平均の2.20倍に達した。新華社が伝えた。
調査データによると、中レベル以上の管理職の平均賃金は10萬9760元、専門的技術職は6萬6074元、事務員?関連部門従業員は4萬7483元、商業?サービス擔當者は4萬669元、製造?輸送設備操作擔當者?関連部門従業員は4萬2914元だった。商業?サービス擔當者の平均が最も低く、全従業員の平均の81%にとどまった。職場ごとの平均の最高と最低の差は2.70倍に達した。
同局は14年、オンライン統計調査プラットフォームを通じてさまざまな職場の賃金の狀況を調査し、16産業の91萬を超える企業?法人から回答を得た。調査対象の従業員は労働狀況によって、中レベル以上の管理職、専門的技術者、事務員?関連部門従業員、商業?サービス擔當者、製造?輸送設備操作擔當者?関連部門従業員の5タイプに分けられた。
4大エリア別にみると、東部地域の職場では平均賃金の開きが最も大きく、最高と最低で2.83倍の開きがあった。中部地域は開きが最も小さく、最高と最低で2.37倍の開きだった。
産業別にみると、リース?ビジネスサービス産業の賃金の開きが最も大きく、最高と最低で5.04倍の開きがあった。建築産業は最小で2.22倍。登記?登録の種類別にみると、外資系企業の賃金格差が最も大きく、最高と最低で4.25倍の開きがあり、次は香港?澳門(マカオ)?臺灣資本企業の3.31倍、その次は國有系企業で2.99倍だった。開きが小さかったの民間企業の2.30倍、集団所有制企業の2.38倍。(編集KS)
「人民網日本語版」2015年5月28日