第10回中國國際航空宇宙博覧會(珠海航空ショー)が、11?16日にかけて珠海市で開かれる。本博覧會の展示規(guī)模は例年を上回り、41の國と地域の約700社が出展する。中國汎用航空産業(yè)の最大手、中航通用飛機有限責任公司(以下、同社)は、多くの新型機を展示している。人民網(wǎng)が伝えた。
同社が本博覧會で展示する航空機と模型は19機に達する。これには中國大型航空機プロジェクトの一つである大型消火/水上救援水陸両用機の模型、今年初飛行に成功したばかりの領(lǐng)世AG300公務(wù)機、セスナ208B単発ターボプロップ機、シーラス?ビジョン「SF50」が含まれる。同社の責任者である戴海濱氏は、「當社の主力製品は世界各地で販売されており、歐米市場で重要な地位を占めている」と述べた。
そのうち大型消火/水上救援水陸両用機は、同社が中國の森林消火?水上救援の差し迫った需要を満たし、國家航空緊急救援システムの建設(shè)を強化するため開発しているものだ。同機は、開発中のものとしては世界最大の水陸両用機だ。
今年初飛行に成功したばかりの「領(lǐng)世AG300」は、最高飛行速度が時速600キロ、最長航続距離が1850キロに達する。同機は同社が獨自の革新とグローバル資源の統(tǒng)合によって開発した、初の獨自の知的財産権を持つ全複合材ターボプロップ公務(wù)機だ。同機はすでに試験飛行の段階に入っており、2016年に許可を獲得し市場投入を目指す。
セスナ208B、サイテーションXLS+旅客機、シーラス?ビジョン「SF50」なども展示された。シーラス機は緊急パラシュートシステムを搭載しており、緊急時に安全に著陸できる。
曲技飛行と飛行體験は、エアショーで最も注目を集めるイベントだ。同社は本博覧會で3機種(小鷹500、領(lǐng)世AG300小型公務(wù)機など)、計4機による曲技飛行を?qū)g施する予定だ。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2014年11月13日