今年のインチョン?アジア大會で、日本代表チームの富田尚彌選手(競泳)が、韓國人記者のカメラを盜んだ事件について、韓國警察の関係者は6日、防犯カメラに犯行の瞬間が寫っていることを明らかにした。同日、富田選手は記者會見を開き、「僕は盜んでいません」と、竊盜容疑をきっぱりと否定していた。新華社が報じた。
韓國警察の関係者は、「防犯カメラが犯行の瞬間を捉えていた。我々は、畫面から、カメラを盜んでいる人物が富田選手であることをはっきりと認識することができた」と語った。
6日午前、富田選手は記者會見を開き、インチョン?アジア大會で韓國人記者のカメラを盜んだ容疑を否定し、カメラは何者かが自分の鞄に入れたと話していた。
共同通信社の報道によると、富田選手は、インチョン?アジア大會中、韓國警察に自分が盜んだことを認めたという。富田選手は、その理由について、「韓國警察は、僕が罪を認めれば、軽い罪で済み、事が大きくなることはないだろうと話した」と説明した。
日本水泳協會はすでに富田選手に対し、2016年3月31日までの選手登録停止処分を科している。また、富田選手は日本代表団からも除名された。(編集KM)
「人民網日本語版」2014年11月7日