國家會議センター大會堂で、イスを並べるスタッフ。天井のライトは全てLEDに変えられている=10月21日
不動産大手の北辰集団が運営する北京國家會議センターでは、2014年APECの高級事務レベル會合、閣僚會議、CEOサミットを含む、100あまりの様々な會議や活動が行われる。APEC會議ウィーク中、最も多く利用される會場となる同センターは21日、會議に向けた準備や設備改造の狀況などを発表した。
▽食事:北京らしさを盛り込む
APEC期間中、會議の合間の軽食や宴會などを含めて92回の食事が提供される。軽食が主で、宴會ではビュッフェ形式が採用される。北辰集団の劉建平副総経理は、「會議の食事においては、北京の特色をアピールする。『糖活兒(伝統(tǒng)飴細工)』や野菜を使った彫刻などの裝飾を施し、民族らしさ、北京らしさを出す」と指摘する。
「糖活兒」は糖蕓、吹糖人とも呼ばれる昔ながらの飴細工で、600年余りの歴史を持ち、広く流行している北京の民間工蕓だ。麥芽糖を煮て、どろどろに溶かしたものを取って少し固め、ストローなどで息を吹き込んであっという間に形を作る。