徐敦信氏 |
中日関係が國交正常化以來最も厳しい局面に陥る中、膠著狀態を打開するにはどうすればいいのか?徐氏は「氷を砕く」ための主要法則として次の3つを上げた。
(1)中日関係の原點に立ち返り、中日間の4つの政治文書に厳格に従うことを確認し、中日共同聲明と平和友好條約で確立した各原則と精神を遵守する。中日関係の発展の歩みは、中日間の4つの政治文書の原則と精神に従って事を処理しさえすれば、中日関係は順調に発展できること、さもなくば両國関係には波瀾が起きることをはっきりと示している。
(2)政治的難題の解決。両國関係に影響を與える特殊な問題を避けることはできない。歴史問題と釣魚島(日本名?尖閣諸島)問題の適切な処理が喫緊の課題だ。中國側は、歴史を銘記する目的は恨み続けるためではなく、戦爭の教訓を銘記し、悲劇の再演を防ぎ、より良く未來を切り開くためだと強調している。
(3)交流?協力の拡大。目下、両國民の相手國に対する好感度は國交正常化以來最悪であり、これは相互理解、相互認識に偏りが生じたことが大きい。だがこれは両國民が中日関係を重視していないという意味ではない。雙方は妨害を排除し、メディア、文化、地方、青少年など各分野の交流を大々的に推進し、両國民の相互理解と友好的感情の強化に努めるべきだ。(編集NA)
「人民網日本語版」2014年8月25日