中國文化部(省)は27日、上海市文化市場行政執(zhí)法総隊がこのほど、モバイルゲーム「風(fēng)林火山」の宣伝広告が違法であるとして処罰したことを明らかにした。これで、ネットユーザーの間で話題の的となった、日本の有名AV男優(yōu)?加藤鷹がイメージキャラクターを務(wù)めたこのゲームに関する事件が一件落著となった。同時に、増加の一途を辿っているオンラインゲームの違法宣伝に警鐘が鳴らされたといえよう。新華網(wǎng)が伝えた。
文化部文化市場司は今年2月、モバイルゲーム「風(fēng)林火山」の広告宣伝が違法であるという市民からの告発を受理、調(diào)査?処分のために上海市文化市場行政執(zhí)法総隊に案件を移送した。調(diào)査の結(jié)果、上海玩客網(wǎng)絡(luò)科技有限公司は、日本のAV男優(yōu)?加藤鷹をイメージキャラクターに起用し、わいせつな內(nèi)容を帯びた違法CM動畫を制作、同社が運営するモバイル?オンラインゲーム「風(fēng)林火山」の宣伝に使用したことが明らかになった。また、同社は未許可でオンラインゲームの運営に攜わり、同社サイトやアップル社のサイトApp Storeを通じ、同社が制作?公開したオンラインゲーム製品?サービスを一般ユーザーに閲覧、ダウンロード、使用させていた。さらに、ユーザーにオンラインゲーム用仮想コインを販売し、収入を得ていた。上海総隊は法律にもとづき、同社に対して違法オンラインゲームサイトを即刻閉鎖し、違法CM動畫の配信を停止し、文字?動畫?検索?畫像?実物製品など、「加藤鷹」に関係するあらゆる宣伝活動をすぐに停止するよう命じた。
上海総隊は今年3月、オンラインゲームの違法経営および違法広告宣伝活動を行ったとして、総額17萬2千元(約283萬円)の罰金を支払うよう、同社に命じた。
文化部文化市場司の擔(dān)當(dāng)者は、「文化部は2010年、オンラインゲ―ム管理暫定弁法を制定?施行した。色情、賭け事、暴力、賭博を広く宣伝する內(nèi)容および社會公徳に背く內(nèi)容を含むオンラインゲームの広告宣伝は違法行為と見なされ、違反者は処罰の対象となった。文化部はここ數(shù)年、たびたび『ブラック?リスト』を発表し、オンラインゲームの違法な広告宣伝活動の一斉取り締まりを?qū)g施した。北京、上海、浙江、広東各地の総合法律執(zhí)行部門は続々と事件を摘発?処分し、この種の違法行為に大きな打撃を與えた」と述べた。
モバイル?オンラインゲームの流行に伴い、ゲームの違法宣伝広告も増加傾向にある。一部のオンラインゲーム企業(yè)は、蒼井そら、波多野結(jié)衣、滝澤ローラ、小澤マリア、加藤鷹など日本のAV俳優(yōu)を起用し、さまざまなオンラインゲームのPRイベントを行ってきた。それらの多くは、お色気とは無関係のイベントだったが、國內(nèi)オンラインゲームの全體イメージはかなりのダメージを受け、オンラインゲーム業(yè)界の健全な長期的発展にマイナス影響が及んだ。オンラインゲーム企業(yè)は自律意識をより高め、ゲーム製品自體の質(zhì)の向上を図り、商品を「お色気」でアピールすることで危険な「エッジ?ボール」を打つのは止めるべきだ。(編集KM)
「人民網(wǎng)日本語版」2014年3月28日