外交部(外務?。─蚊珜巿蟮拦伽?5日の定例記者會見で「中國ラオス鉄道は開通から1年ほどの間に多くの乗客と貨物を運び、現地の雇用を牽引し、貿易を促進しつつも、ラオスの自然環境をこれまで同様に保っている。中國は地域の國々と共に、相互接続のもたらす機會を引き続き共有し、共同発展と共同繁栄を実現することを望んでいる」とした。
【記者】5月23日現在、中國ラオス鉄道の輸送旅客數はすでに延べ1600萬人に達したとの報道があった。中國ラオス鉄道は両國及び地域の貿易?観光面の結びつきを深めたが、ラオスの民衆が確かな利益を得られるか否かはまだ見守る必要があるとの論評があった。これについて、報道官としてコメントは。
【毛報道官】中國ラオス鉄道は開通から1年ほどの間に確かに多くの乗客と貨物を運んできた。1ヶ月ほど前、中國ラオス鉄道は雙方向の國際旅客列車を開通させ、昆明からビエンチャンまで朝に発って夕方には著く旅行を実現し、両國民の往來を一層円滑化し、観光?経済?貿易協力にも極めて大きな前進をもたらした。
中國ラオス鉄道は現地の雇用を牽引している。鉄道の開通以來、ラオス人従業員を累計3500人以上雇用し、物流や交通、商業、貿易、観光などの業界で10萬人以上の雇用を間接的に増やした。この鉄道のおかげで、ラオスの山間部から世界へと出る若者が増えている。
また、中國ラオス鉄道は貿易を促進している。鉄道を通じて中國に輸出されるラオスやタイの貨物は326萬トンに達し、多くのASEAN諸國の貨物がこの黃金の鉄道で輸送されている。今やラオスのもち米やタイのドリアンが、わずか3日で中國の消費者の食卓に上っている。
さらに中國ラオス鉄道は環境保護も非常に重視している。建設と運営の過程において、常に環境保護を極めて重視してきた。
鉄道は沿線6ヶ所の自然文化保護區域を迂回し、ラオスの國レベルの保護林を占用せず、全線における緑化総面積は300萬平方メートルを超え、ラオスの自然環境をこれまで同様に保っている。
中國ラオス鉄道は「一帯一路」(the Belt and Road)共同建設の縮図だ。我々は地域の國々と共に、相互接続のもたらす機會を引き続き共有し、共同発展、共同繁栄を実現することを望んでいる。(編集NA)
「人民網日本語版」2023年5月26日