外交部(外務?。─?日の定例記者會見で、毛寧報道官がウクライナの原子力施設の安全に関する質問に答えた。
【記者】李松?ウィーン國際機関中國政府代表部大使が6日の國際原子力機関(IAEA)理事會で、ウクライナの原子力施設の安全確保のために中國が20萬ユーロ(1ユーロは約144.5円)を拠出すると発表したことについて、説明をいただけるか。
【毛報道官】中國は一貫して原子力の安全性の問題を強く重視し、原子力安全分野の國際協力に積極的に盡力してきた。中國外交部は先日「グローバル安全保障イニシアティブ?コンセプトペーパー」を発表し、核安全保障分野の國際協力の促進が重點的な協力方針の1つであることを明確にした。中國が先般発表した「ウクライナ危機の政治的解決に関する中國の立場」も、中國が原子力施設への武力攻撃に反対し、原子力施設の安全性と核セキュリティの促進におけるIAEAの建設的役割の発揮を支持することを明確に表明した。
中國がIAEAのウクライナにおける原子力安全と核セキュリティの確保に向けた技術支援プロジェクトを通じて20萬ユーロを拠出することを決定したのは、ウクライナの原子力施設の安全の強化に向けたIAEAの努力を実際の行動によって支持するものである。中國は引き続き國際社會と共に、公平で協力的かつウィンウィンの國際核セキュリティシステムの構築を後押ししていく。我々はまた、和平交渉の促進を継続し、ウクライナ危機の政治的解決を支持し、核セキュリティ上のリスクを根本的原因から除去し、ウクライナの原子力施設の安全を促進していく。(編集NA)
「人民網日本語版」2023年3月9日