習近平國家主席は現地時間8日午後、サウジアラビアのサルマン國王とリヤドの宮殿で會談した。新華社が伝えた。
習主席は「中國とサウジアラビアの協力には大きな將來性がある。中國はサウジアラビアを多極化する世界における重要なパワーと見ており、サウジアラビアとの包括的な戦略的パートナーシップの発展を非常に重視している。中國はサウジアラビアと引き続き戦略的な意思疎通を強化し、各分野の協力を深め、両國の発展上の利益に貢獻し、世界の平和と安定を維持することを望んでいる」とした。
サルマン國王は「近年、サウジアラビアと中國は戦略的連攜や各分野における協力で良好な進展を遂げ、多くの問題において重要な認識を共有しており、中國の利益はサウジアラビアの利益でもある。私は対中関係の発展を非常に重視しており、習主席と共に努力して、サウジアラビアと中國の包括的な戦略的パートナーシップのたゆまぬ前向きな発展を推進し、友好的な両國民に幸福をもたらすことを望んでいる。これは地域と世界の平和?安定?安寧の実現にも寄與する」とした。
両國元首は「中華人民共和國とサウジアラビア王國の包括的な戦略的パートナーシップ協定」に自ら署名。2年に1回、両國の持ち回りで首脳會談を行うことで合意した。(編集NA)
「人民網日本語版」2022年12月9日