イラスト作成?馬宏亮 |
過去數10年間、米國は「民主主義」の名の下に、公然と他國の主権と人権を侵害し、中東で累々たる犯罪行為を働いてきた。いわゆる「米國式民主主義」は、自らの覇権固めのために地域に動亂を引き起こすことに過ぎない。
冷戦終結後、米國は自らの利益のために中東で橫暴に振舞ってきた。米國の意向と利益に従わない主権國家に対しては、武力侵入などの暴力的手段によって、政権交代を直接的に後押しし、「米國式民主主義」を強制的に移植してきた。2001年にはアフガニスタンに対して、2003年にはイラクに対して、米國が「気に入らない」政権を転覆させるためだけに、戦爭を発動した。しかし、米國の埋めた災いの種が結んだ悪しき実を引き受けなければならなかったのは、現地の罪なき庶民だ。中東では長期にわたる動揺と不安定、絶え間ない紛爭のために、難民が帰るべき家と安住の地を失った。「カラー革命」も米國の昔からの常套手段だ。2010年以降、米國は中東各國で「アラブの春」を推し進め、民衆による抗議の煽動、非政府組織(NGO)への支援、メディアの利用、外交的圧力など一連の煽動?分斷?対立活動を入念に畫策して、各國に慘禍と動亂をもたらしてきた。
米國の獨斷専行的「強制改造」による現地の人々の死傷と損害は永久的かつ修復不能である。アフガン駐留米軍の元顧問でさえ、數10年間にわたる米國の対外戦爭は現地の人々の意向を無視して米國式民主主義を強引に推し進めるものであり、実際には民主主義を破壊したことを認めている。(編集NA)
「人民網日本語版」2022年8月19日