先輩が毛筆で書き上げた長さ1.6メートルの「合格通知書」を受け取ると、どのような気持ちになるだろうか?珠海科技學院の巻物のような合格通知書が公開され、話題を集めている。
吉林大學珠海學院は昨年、獨立して珠海科技學院となったため、昨年の新入生は、獨立後初の新入生となった。同校は今年、昨年の入學した學生や教員、獨立前の先輩など20人に依頼して、今年の新入生に送る合格通知書を、毛筆で書き上げた。
合格通知書の作成に參加した外國語學院の張馨蕓さんは取材に対して、「先輩として、自分の學校の新入生の合格通知書作成に參加できて、たいへん光栄。この機會を大切にし、毛筆で書き上げるセレモニー感を伝えたい」と話した。
昨年、文學院に入學した黃京宇さんは、合格通知書を毛筆で書き上げることについて、「家族から、心を込めて書くようにと言われた。合格した新入生の素敵な未來を願っている」と語った。
昨年も、毛筆で書かれた長い巻物のような合格通知書を受け取った新入生たちは、そのセレモニー感に感激していたという。今年の合格通知書は、中國の伝統文化経典「道徳経」とセットで送られることになっている。學校側は、「このような合格通知書を通して、新入生が優秀な中華伝統文化をさらに重視するようになることを願っている」としている。(編集KN)
「人民網日本語版」2022年7月25日