洪亮?外交部(外務省)辺境海洋事務司長(局長)は23日、日本の船越健裕?外務省アジア大洋州局長とオンライン形式で中日高級事務レベル海洋協議団長間協議を行った。外交部ウェブサイトが伝えた。
雙方は海洋関連の問題について率直で踏み込んだ意見交換を行い、両國首脳間の重要な共通認識と4つの原則的共通認識の精神に基づき、海洋関連の両國間の摩擦や意見の相違を適切に処理し、海空のリスク管理を強化し、海洋生態、環境保護、科學研究、気象、減災?防災、捜索救難、漁業など海洋関連の実務的協力を積極的に促進し、海洋関連當局間の人的交流を強化し、東中國海の平和と安定を維持し、東中國海を平和?協力?友好の海とするために積極的に努力すべきとの考えを強調した。中國側は東中國海、釣魚島(日本名?尖閣諸島)、南中國海の問題における厳正な立場を明らかにし、日本側に対して、中國の領土主権と安全保障上の懸念を尊重し、しっかりと言動を慎み、情勢の複雑化を招き得るいかなる行動も避けるよう促した。また、日本の福島原発汚染水の処分問題に対する懸念を重ねて表明し、日本側に適切な対処を要求した。
雙方は、次回の中日高級事務レベル海洋協議全體會合を年內に開催することで一致した。(編集NA)
「人民網日本語版」2022年6月24日