戴兵國連次席大使「國際社會(huì)の対立はウクライナ危機(jī)の解決に無益」

中國の戴兵國連次席大使は21日、ウクライナ問題に関する安保理の公開會(huì)合で、國際社會(huì)の対立感情はウクライナ危機(jī)の適切な解決の助けにならないと指摘した。新華社が伝えた。

戴次席大使は「しばらくの間、ロシア?ウクライナ紛爭をめぐり國際社會(huì)には対立感情がはびこり、國連の各活動(dòng)を深刻に妨害し、安保理の権威と有効性が疑問視される事態(tài)を招いている。このような政治的雰囲気はウクライナ危機(jī)の適切な解決の助けにならないうえ、國際ガバナンス?メカニズムの機(jī)能不全を招き、世界をさらなる分?jǐn)啶燃?dòng)へと導(dǎo)く恐れもあり、いずれの側(cè)にとっても利益にならない」と指摘。

「ソーシャルメディアが憎悪を撒き散らし、暴力を扇動(dòng)する無秩序な空間となるようなことは斷じてあってはならない。政治的目的に基づきポリシーを変更し、一方に対するヘイトスピーチを許容する特定のソーシャルメディア?プラットフォームのやり方は、非常に危険だ。ソーシャルメディア?プラットフォームに対する政府の規(guī)制?監(jiān)督を強(qiáng)化する必要があり、放任して成り行きに任せることがあってはならない」とした。

また「殺傷兵器をさらに多く送り込むことは、敵対感情を助長し、紛爭を激化させ、さらに大規(guī)模な人道的危機(jī)を引き起こし、一般市民の犠牲を増やすだけだ。紛爭の長期化と拡大は、より大きな安全保障上のリスクと波及効果をもたらすことになり、いずれの側(cè)もそこから利益を得ることはあり得ない。國際社會(huì)は共同で沈靜化と安定維持、仲裁に盡力し、當(dāng)事國による早期の交渉再開と停戦実現(xiàn)のための環(huán)境を整えるべきだ」とした。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2022年6月22日