中國の効果的で、統一した新型コロナウイルス対策や経済、社會発展の成果が少しずつ顕在化するにつれて、自動車産業チェーンとサプライチェーンも5月に少しずつ回復に向かった。また、出勤?企業活動再開のペースも目に見えて加速し、自動車の生産?販売が目に見えて回復して、増加に転じた。中國自動車工業協會が10日に発表した最新統計によると、5月の自動車の生産臺數は前月比59.7%増の192萬6000臺、販売臺數は同比57.6%増の186萬2000臺だった。前年同期比では5.7%減と12.6%減で、減少幅は前月比で40.4ポイントと35ポイント縮小した。人民日報海外版が報じた。
乗用車生産が先頭を切って下降から上昇に転じた。その生産量は前年同期比で小幅増となり、消費が回復している。5月、乗用車の生産臺數は前月比70.8%増の170萬1000臺、販売臺數は同比68.2%増の162萬3000臺だった。前年同期比では5.2%増と、1.4%減だった。販売臺數の減少幅は42ポイント縮小し、全體的に見て、生産?販売は平常通りの水準へと回復している。
新エネ車は依然として急成長の流れを保っている。5月、新エネ車の生産臺數は46萬6000臺、販売臺數は44萬7000臺で、前年同期比でいずれも1.1倍の増加だった。新エネ車市場が自動車市場全體に占める割合は24%で、うち乗用車が26.3%だった。1‐5月期、新エネ車の生産臺數と販売臺數はいずれも200萬臺を超え、前年同期比1.1倍の増加だった。月ごとの変動の規律に基づいて計算すると、今年の生産臺數と販売臺數はいずれも500萬臺を超える見込みだ。
自動車の月間輸出臺數も過去最高を記録している。5月、グローバル物流に障害があり、中國國內の供給能力も弱かったという要素が重なったにもかかわらず、自動車メーカーの輸出臺數は依然として、前月比73%増、前年同期比62.3%増の24萬5000臺に達した。
中國ブランドの乗用車市場のシェア率も過去最高となっている。1—5月期、中國ブランドの乗用車の販売臺數は前年同期比11.3%増の389萬7000臺に達し、市場シェア率は47.9%と、前年同期比で6.4ポイント上昇した。(編集KN)
「人民網日本語版」2022年6月11日