中國外交部(外務省)の9日の定例記者會見で、趙立堅報道官がロシア「戦勝記念日」軍事パレードに関する質問に答えた。
【記者】ロシアは9日、大祖國戦爭勝利77周年記念軍事パレードを実施し、プーチン大統領がウクライナでの軍事行動の成果を強調する演説を行うと報じられているが、中國側としてコメントは。
【趙報道官】世界反ファシズム戦爭の偉大な勝利は、平和と正義を愛する全世界の國々と人々が共に奮闘した結果であり、第二次大戦後の國際秩序構築の重要な基礎も固めた。國際社會は共同で第二次大戦の勝利の成果と國際公正?正義を守り、國連中心の國際體制及び國際法に基づく國際秩序を斷固として守り、真の多國間主義を積極的に実踐し、世界の平和と安寧を斷固として守るべきだ。
世界反ファシズム戦爭の勝利が世界の人々に與えた重要な示唆は、國と國は尊重し合い、平和的に共存し、小異を殘して大同につき、共通、総合、協調的、持続可能な安全保障という新たな考えを堅持し、各國の安全保障上の合理的懸念を重視し、対立ではなく対話、分斷ではなく団結、衝突ではなく協力を図るべきであるということであり、これこそが世界平和を維持し、共同発展を促進するうえでの正しい道だ。(編集NA)
「人民網日本語版」2022年5月10日