中央政府支援の香港地區新型コロナ緊急病院1期が最終調整段階に

中國の中央政府が支援し、香港地區で建設が進む緊急病院プロジェクト1期で29日、全面的に電気が使用できるようになった。これはプロジェクト1期が最終的な調整とテスト段階に入ったことを意味している。中國新聞社が報じた。

香港地區の落馬洲ループで建設中の緊急病院プロジェクト1期は、3月6日に著工し、9日に1基目のプレハブハウスを設置。19日には1545基全ての設置が完了し、29日に最終的な調整とテスト段階に入った。4月5日には完成する予定となっている。

香港地區で新型コロナウイルス感染拡大の第5波が発生して以降、香港特別行政區政府の要請に基づいて、中央政府は落馬洲ループでの緊急病院や「方艙醫院（臨時醫療施設）」建設を支援することを決定した。うち、緊急病院の陰圧室には病床1000床が設置される計畫で、1期と2期に分けて実施されている。それぞれ1ヶ月でオペ室3部屋とICUの病床100床を含む500床が設置される計畫だ。完成した暁には、香港地區の新型コロナウイルス感染者の収容能力が向上すると期待されている。

最終的な調整とテスト段階入った緊急病院1期の総建築面積は約2萬8400平方メートルで、病院や関連施設のプレハブハウスが4109基設置されている。（編集KN）

「人民網日本語版」2022年3月30日