商務(wù)部(省)の王文濤部長は1日に行われた記者會見で、「中國と歐州には幅広い戦略的な共通認(rèn)識と共通の利益があり、パートナーであってライバルではない。雙方は新型コロナウイルス感染癥対策、グリーン、デジタル、金融、テクノロジーなどの各方面で実務(wù)協(xié)力を展開することが可能だ」と述べた。中國新聞社が伝えた。
王氏は、「中歐は世界における獨立した、主體性のある2つの大きなパワーであり、幅広い戦略的な共通認(rèn)識と共通の利益があり、互いにとって重要な経済貿(mào)易協(xié)力パートナーであり、雙方の協(xié)力は優(yōu)位性によって相互に補完し合い、互恵ウィンウィンである」と述べた。
王氏は、「中國の発展は歐州連合(EU)にとってチャンスであって、挑戦ではない。一部の人が騒ぎ立てる『脅威』であるということはさらにない。中歐の協(xié)力は競爭より大きい。歴史?文化、社會制度、発展段階が異なるため、中歐間には溝と違いが存在するが、雙方は意思疎通を強化して、良性の競爭を促進(jìn)することが可能だ。中歐はライバルではなく、パートナーだ」と述べた。
王氏は、「中國は歐州とともに戦略的な高みから中歐経済貿(mào)易関係の大きな方向性と主要な基調(diào)をしっかりと把握して、『一帯一路』(the Belt and Road)の共同建設(shè)が提起した『グローバルドア』戦略とのマッチングを推進(jìn)し、協(xié)力の分野を開拓し、協(xié)力メカニズムを進(jìn)化させたいと考えている。雙方は感染癥対策、グリーン、デジタル、金融、テクノロジーなどの各方面で実務(wù)協(xié)力を展開し、中歐投資協(xié)定の批準(zhǔn)発効プロセスを推進(jìn)することが可能だ」と述べた。
また王氏は、「中歐は主要20ヶ國?地域(G20)、國際連合、世界貿(mào)易機関(WTO)などの多國間の枠組みの下で協(xié)力を強化し、WTOを中核とした多國間貿(mào)易體制を維持することが可能だ。雙方は開放包摂を堅持し、ゼロサム思考を捨て去り、保護(hù)主義に反対し、市場開放を深化させる必要がある」と述べた。
現(xiàn)在、EUは中國にとって2番目の貿(mào)易パートナーであり、中國はEUにとって1番目の貿(mào)易パートナーだ。中國側(cè)の統(tǒng)計によれば、中歐貿(mào)易額はすでに8千億ドル(約92兆円)を超えており、宇宙航空、バイオ、光エレクトロニクス、電子、材料などの分野での貿(mào)易は成長率が30%を超えている。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2022年3月2日