中露合同演習(xí)「西部?連合2021」が9日午前、寧夏回族自治區(qū)にある陸軍青銅峽合同戦術(shù)訓(xùn)練基地で正式に始まった。新型コロナウイルス感染癥の発生以降、中國國內(nèi)での外國軍との大規(guī)模な合同演習(xí)を行うのはこれが初めてとなる。內(nèi)陸奧地に位置する寧夏回族自治區(qū)での演習(xí)にロシア軍を招き入れたのも初めてだ。
開幕式には中國の最新鋭ステルス戦闘機(jī)「殲20」數(shù)機(jī)が登場した。「殲20」の合同演習(xí)參加はこれが初めてとなり、中露両軍間の信頼がかつてない高い水準(zhǔn)にあることを示している。
■中露の先進(jìn)戦闘機(jī)が參加
開幕式では中露両軍の參加將兵が13個(gè)地上隊(duì)列、2個(gè)空中梯団を組んで戦場観閲を受けた。分列式が始まると武裝ヘリと輸送ヘリ15機(jī)が上空を飛行し、観閲を受けた。「殲20」、「殲11」、「殲16」、「殲轟7A」、「轟6」、「運(yùn)20」からなる6つの空軍航空兵梯団の登場によって、分列式はクライマックスを迎えた。
■地域の安全?安定維持が主要目標(biāo)
このところ、米國とその同盟國は様々な軍事行動(dòng)を頻繁に取っている。このため今回の中露合同軍事演習(xí)を特定の域外國への強(qiáng)いメッセージと見る外國メディアもある。一方、中國國防部(省)は、地域の安全と安定の共同維持が演習(xí)のテーマだと明言している。
「中露による今回の演習(xí)の主要目標(biāo)はテロリズム、過激主義、分離主義という『3つの勢力』に打撃を與えることだ」。あるロシア紙は軍事専門家の話として、「今回の中露合同軍事演習(xí)は米國とNATOの部隊(duì)がアフガニスタン撤退を慌ただしく決定した時(shí)期を選び、かつ中國の寧夏回族自治區(qū)を演習(xí)場に選んだ。その目標(biāo)は非常に明確だ。つまり『3つの勢力』に打撃を與え、地域の安定を維持することだ。米軍がアフガニスタンから慌ただしく撤退した後、この地域には不穏な狀態(tài)が生じるだろう。米國は事実上、安全保障上の負(fù)擔(dān)を周辺諸國に丸投げした。だが、露中合同軍事演習(xí)は『3つの勢力』を叩く両國の決意と能力をはっきりと示しており、地域の安全?安定維持の基礎(chǔ)を固めるものとなるだろう」と報(bào)じた。(編集NA)
「人民網(wǎng)日本語版」2021年8月10日