中國海洋石油集団有限公司がこのほど明らかにしたところによると、中國で初めて獨自に開発?建造した深度1500メートルの深水大型ガス田の「深海1號」が、今月25日に海南省陵水灣の海域で生産をスタートした。これにより、中國の海洋石油?天然ガスの探査開発が「超深水海域」にも及んだことになり、國家のエネルギー安全保障、エネルギー構造の最適化、地域経済の発展促進にとって重要な意義をもつ。人民日報が伝えた。
「深海1號」は同省三亜市から150キロメートル離れた海域に位置し、2014年に探査により天然ガスが発見された。確認埋蔵量は1千億立方メートルを超え、最深の深度は1500メートル、ガス井の最深深度は4千メートル以上になり、中國が獨自に発見した、水深が最も深く、探査開発の難度が最も高い海洋深水ガス田だ。
「深海1號」が生産を開始すると、深海の天然ガスが海底パイプラインを通じて、全國の天然ガスのパイプラインネットワークにつながる。その年間の供給量は30億立方メートルを超えるという。(編集KS)
「人民網日本語版」2021年6月26日