ファーウェイ「6Gは2030年頃市場投入へ」

華為（ファーウェイ）の徐直軍輪番會長は12日、ファーウェイ世界アナリスト大會で「6Gは2030年頃に市場に投入されると見られている。當社も6G白書を発表する予定で、各業界に6Gとは何かを伝える」と述べた。

徐氏は「6Gは30年頃に登場すると見られているが、6Gが何かについては自分もまだ分からない。しかし産業界は30年に、4Gや5Gと同じように、何らかの成果が市場に投入されることに期待している。當社は現在、2つのことに取り組んでいる。まず、産業界と共に6Gの定義づけに取り組んでいる。同時に當社は6Gをめぐり基礎研究を行っている。6Gへの期待が募っている。その時に必ずしも6Gがあるとは限らないが、來るべき6Gの到來に備える」と述べた。

6Gがどうなるかについて、業界內には現在まだ定説がない。しかし世界の複數の國がすでに6G関連技術の研究開発を開始しており、中國の6G技術研究開発活動もすでに正式にスタートしている。科學技術部（省）は19年11月、國家発展改革委員會、教育部（省）、工業?情報化部（省）、中國科學院、自然科學基金委員會と北京市で6G技術研究開発活動始動會議を開き、國家6G技術研究開発推進作業チームと全體専門家チームの発足を発表した。うち、推進作業チームは関係政府當局で構成され、6G技術研究開発活動の実施推進を職責とする。専門家チームは大學、科學研究院（所）、企業の専門家チーム37人で構成され、主に6G技術研究計畫の提案と技術の論証を擔當し、重要方針の決定にコンサルティングとアドバイスを提供する。（編集YF）

「人民網日本語版」2021年4月13日