雲海の上にそびえ立つ黃山の飛來石(撮影?段雪峰)。
寒気の影響で、今月13日夜、安徽省の黃山景勝地は今シーズン初の大雪となり、14日午前に、約5センチの積雪となった。一夜のうちに、黃山は雪化粧へと裝いを変え、壯大な中國畫のような絶景がどこまでも広がっている。中國新聞網が報じた。
黃山の頂上で記念撮影する観光客ら(撮影?張永苗)。
深センからやって來た李偉珍さん夫妻は、「息を吞むほどの美しさ。(雪景色が)黃山の『五絶( 松、石、雲、泉、雪)』の一つと言われているだけのことがあり、本當に來てよかった」と感慨深げに語った。
うっすらと雪化粧が施された黃山(撮影?王新來)。
14日早朝4時、黃山景勝地の清掃員約100人は、遊歩道を通行できるように、除雪?除氷作業を始めた。
黃山の日の出と雲海のコラボレーション(撮影?姚建軍)。
景勝地の気象部門によると、黃山景勝地では17日から19日にかけても雪が降ると予想されており、気溫が下がって霧氷を見ることができる可能性もある。ただ、路面は凍結しやすいため、観光に來る場合は寒さ対策のほか、転倒にも注意する必要がある。(編集KN)
水墨畫のような雪景色が広がる黃山(撮影?段雪峰)。
「人民網日本語版」2020年12月15日