王毅國務委員兼外交部長(外相)は11日に北京で、「2020年の國際情勢と中國外交」シンポジウムの開幕式に出席し、基調演説を行った。
王部長は、「今年の中國外交では、國內と世界の新型コロナウイルスとの闘いに積極的に身を投じ、実際の行動によって人類運命共同體の理念を実踐し、責任ある大國としての姿勢を示した。経済活動の再開以來、我々は初の取り組みとして外國との人的往來の『ファストトラック』、物資輸送の『グリーンチャンネル』を開設し、安定したスムーズな産業チェーンとサプライチェーンを確保し、中國経済?社會の回復と発展に助力した。我々は新型コロナとの闘いにおける國際協力を積極的に推進し、オープンで透明かつ科學的で責任ある姿勢で、最も早く感染狀況を世界に報告し、ウイルスの遺伝子配列など鍵を握る情報をいち早く公表し、世界保健機関(WHO)によるリーダーシップ発揮を斷固として支持し、WHOと國連の世界人道支援計畫に資金援助を行った。オンラインの國際専門家會議を100回以上開催して、新型コロナ対策の経験を余すところなく各國と共有した。新中國成立以來最大規模の世界人道支援行動を起こし、150余りの國々と9つの國際組織を支援し、支援を必要とする34の國々に計36の醫療専門家チームを派遣した。最大の醫療物資生産能力を持つ國としての強みを発揮して、すでにマスク2000億枚余り、防護服20億著、検査キット8億個を各國に提供した。治療薬やワクチンの開発協力及び國際共同対策を積極的に推進し、グローバル?ヘルス?ガバナンスを強化し、人類衛生健康共同體の構築を後押しした」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2020年12月14日