湖北省西北部にある山深い谷に位置する◇西県(◇は員におおざと)は、全國に14ヶ所ある國が指定した広域特殊貧困地區の一つである、秦巴山區の貧困県だ。澗池郷下営村は、◇西県に84ヶ所ある重點貧困村の一つで、辺鄙な場所にあり、交通アクセスが極めて不便だ。2014年の時點で、村民339世帯のうち179世帯617人が貧困にあえぎ、貧困発生率は40%を上回っていた。貧困脫卻の難関攻略において、同村は現地のトルコ石資源を採掘し、電子商取引による貧困者支援を大いに発展させ、「湖北淘寶(タオバオ)第一村」を打ちたて、2017年には村全體が貧困からの脫卻を果たした。現在、全村で電子商取引に直接攜わっている村民は139世帯の約700人。2019年、全村の売上高は2億元(約32億円)を突破した。中國新聞網が報じた。(編集KM)
「人民網日本語版」2020年11月19日