中米関係は國交樹立以來最も困難な時期にある。米國の一部の政治屋は様々な謬論を立て続けにぶち上げ、腹黒い魂膽を抱いて中國共産黨と中國の政治制度を非難し、半世紀(jì)近くに及ぶ中米交流の歴史を意図的に歪曲し、かつ全面的に否定している。中國と中米関係に対する米側(cè)の誤った認(rèn)識と悪辣な言動は、両國関係の一層の悪化を招く恐れがある。中米関係の歴史においては、誤った戦略判斷が深刻な結(jié)果をもたらすことがあったが、雙方は知恵と理性によって情勢の悪化を回避することが多かった。その中のいくつかの基本的経験は、現(xiàn)在もなお參考にする意義がある。(文:陶文釗?中國社會科學(xué)院栄譽(yù)學(xué)部委員、美國研究所研究員。人民日報掲載)
滯りのない意思疎通のチャンネルを維持する。現(xiàn)在、中米は新たな対話の開始を差し迫って必要としている。中米は様々な対話のチャンネルを利用し、雙方の核心的利益や戦略的意図をオープンにして話し合うことができる。中國側(cè)が明確に表明しているように、中國側(cè)の対話の扉は開かれている。米側(cè)が望みさえすれば、中國側(cè)はいつでも各レベル、各分野の対話制度を再開できる。対話においては言い爭いが起きるかもしれないが、雙方が誠意をもって話し合うことが重要だ。遠(yuǎn)く離れての宣伝合戦や一方的な非難は何の役にも立たぬだけでなく、新たな誤解を生む恐れもある。
理性的で客観的な姿勢を保つ。イデオロギーの色眼鏡をかけて物事を見ては決してならない。両國関係と國際情勢は複雑に入り組んでいる。常に理性的で冷靜かつ客観的な姿勢を保って認(rèn)識し、理解するのは決して容易なことではないが、不可能なことでもない。中米関係の正?;摔瑜盲泼讎ⅳ毪い现袊紊鐣贫趣浈ぅ钎恁`が変わることはなかったが、両國関係は困難や障害を克服して前向きに発展することができた。今日も両國は國際秩序やグローバル?ガバナンスなど根本的な問題について理性的かつ客観的に分析して、両國関係における様々な問題のイデオロギー化を避ける必要がある。
確かな方向性を持ちつつ、軌道修正の余地を殘す。國交樹立後の41年間、中米関係は決して順風(fēng)満帆に発展してきたわけではない。中米は度重なる困難や重大な曲折を経験したが、歴史的?大局的観點(diǎn)に立ち、意見の相違や摩擦をコントロールし、敏感な問題を適切に処理して、全體的に安定した関係発展の基調(diào)を維持することができた。突発的事件によって両國関係が打撃を受けた際には、事件への対応にも発言にも余地を殘して、一層の緊張激化を回避してきた。雙方は常に中米関係の正しい方向性を堅(jiān)持し、共通の利益をしっかりと押さえる必要がある。引き続き意見の相違を建設(shè)的にコントロールし、中米間の3つの共同コミュニケの原則と精神を順守し、互いの核心的利益と重大な懸念を尊重する必要がある。
現(xiàn)在の國際情勢や中米関係の狀況はかつてとは異なる。雙方が直面する問題に大きな知恵をもって対処することが、より必要となっている?!钢忻驻虾亭工欷泄菠死贰帳à泄菠藗膜工趣いΦ览恧辖K始変わらない。雙方は歴史の経験から啓示を得て、両國関係を新たな基礎(chǔ)の上で再び安定させるべきだ。(編集NA)
「人民網(wǎng)日本語版」2020年8月21日