中國東方航空のボーイングB777-300ER大型ワイドボディ旅客機が4月2日9時30分、上海浦東空港を飛び立ち、英國ロンドンへ向かった。同機はロンドン現地時間14時12分(北京時間21時12分)にロンドン?ヒースロー空港に到著する予定となっている。これは、中國東方航空が國家統一政策決定の手配に従って実行する、初の海外からの留學生退避のための臨時便運航任務となる。人民日報が伝えた。
同便はロンドンに到著後、ただちに経由地一時著陸手続きを済ませ、MU7072便の運航を行う。留學生約180人が搭乗する見込みで、ロンドン現地時間4月2日16時50分(北京時間23時50分)に離陸し、北京時間4月3日10時に山東省済南に到著する予定となっている。
今回フライト運航を擔當する中國東方航空では、経験豊富でしっかりした技術を身につけたクルーを選んで派遣している。クルーのメンバーには機長4人、副操縦士4人、乗務員14人が含まれる。チーフとなる機長は中國東方航空の「5スタークラス機長」で、安全飛行時間は累計2萬2275時間に及び、ハイチやリビアなどへの緊急空輸任務にも參加したことがある。(編集AK)
「人民網日本語版」2020年4月3日