世界で利回りがマイナスの債券の規(guī)模が相次いで記録を更新する狀況の中、中國の債券市場は持続的に開放を拡大し、外資參入ルートをスムーズにし、大勢の國際的投資家の人気を集めている。2018年12月以降、海外資本は13ヶ月連続で中國の債券を買い増しした。中國外貨取引センターがこのほど発表したデータによれば、19年には海外機関投資家が中國の債券3兆2千億元(1元は約16.0円)を購入し、2兆1千億元を売卻し、純買い入れ額が1兆1千萬元になった。「北京日報」が伝えた。
19年12月末現(xiàn)在、海外機関投資家2608社が中國銀行間債券市場に參入し、海外機関が保有する人民元建て債券の規(guī)模は2兆1877億元に達した。現(xiàn)在、中國の債券規(guī)模全體に占める國債の割合は依然として低いが、國際債券市場では中國國債が最も流行する債券の種類となっている。
データによると、19年12月末現(xiàn)在、外資の中國國債保有額は1兆3100億元に達し、外資の中國債券委託管理規(guī)模の69.74%を占めた。グローバル経済の下ぶれ圧力が強まる中、人民元レートの切り下げ観測が弱まり、金利差によって中國の債券が「人気者」になった。
19年には、世界のマイナス金利の債券の規(guī)模は17兆ドル(1ドルは約110.1円)を超え、過去最高を更新した。19年12月13日現(xiàn)在、中米の10年國債は金利差が120ベーシスポイントに達して過去最高水準となり、主要エコノミー間の競爭における中國債券市場の収益率の優(yōu)位性も徐々に顕在化した。業(yè)界の予測では、20年には海外機関が中國の債券の配置を目に見えて強化し、規(guī)模は7千億元から1兆元超に達する可能性があるという。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2020年1月14日