「外商投資法実施條例」公布　投資家の権利をよりよく保障

中國は12月31日、「外商投資法実施條例」（以下は「條例」）を公布した。「外商投資法」に対応した法規(guī)として、「條例」の規(guī)定はより具體的であり、外資系企業(yè)の中國における権利をよりよく保障できるものとなる。中國新聞社が伝えた。

國務院発展研究センターがこのほど発表したフォーチュン?グローバル500の45社に対する調査報告によると、「多國籍企業(yè)が現在、非常に懸念しているのは、外商投資法の條文數には限りがあり、內容がそれほど具體的ではないことで、外資系企業(yè)の合法的権利を守る役割を十分に果たせないのではないかと不安を感じている。こうした狀況の中、『條例』は外資系企業(yè)の懸念を踏まえてより細分化された規(guī)定を打ち出し、外資系企業(yè)の中國における投資経営への信頼感を高め、世界の投資家に対する中國の誘致力を高めることを助けるものになる」という。

「條例」は外資系企業(yè)20數社、関わりのある弁護士、専門學者の意見を基に作成され、外資系企業(yè)が中國における生産経営でぶつかる実際の問題を十分に考慮した上で定められた規(guī)定が多い。

一部の外資系企業(yè)がこのほど、「中國の新規(guī)定の一部は実施までの『予備時間』が非常に短く、困惑している」と述べた。これについて「條例」は、外資系企業(yè)の投資に関わる法律、法規(guī)、ルール、規(guī)範的文書を起草する場合は外資系企業(yè)、関わりのある商業(yè)団體、協會など各方面の意見と提案を聴取する必要がある。外資系企業(yè)の生産経営活動と密接に関わる規(guī)範的文書は、実際の狀況に合わせ、公布から施行までの時間を合理的に確定しなければならないとしている。（編集KS）

「人民網日本語版」2020年1月1日