商務部(省)のサイトが伝えた情報によると、同部外國投資管理司の責任者がこのほど2019年1-11月の全國の外資導入狀況について説明した中で、「実行ベース外資導入額は安定して増加し、同期には全國で新たに設立された外資系企業は3萬6747社、実行ベース外資利用額は8459億4千萬元(1元は約15.6円)で前年同期比6.0%増加した。(米ドル換算では1243億9千萬ドル<1ドルは約109.4円>で同2.6%増加。銀行、証券、保険の各分野のデータを含まない。以下同じ)」と述べた。中國新聞網が伝えた。
同責任者は、「11月の実行ベース外資導入額は935億3千萬元で同1.5%増加した。(米ドル換算では136億2千萬ドル、同0.1%増加)」と述べた。
同責任者によると、「ハイテク産業の外資導入が高い増加率を維持した。ハイテク産業の実行ベース外資導入額は2407億元で同27.6%増加し、全體に占める割合は28.5%に達した。ハイテク製造業は834億3千萬元で同5.7%増加した。このうち醫薬品製造業の導入額は同43.9%増加し、電子?通信設備製造業の導入額は同10.6%増加した。ハイテクサービス産業の導入額は1572億7千萬元で同43.4%増加した。このうち情報サービス産業の導入額は同28.3%増加、研究開発?設計サービスの導入額は同60.7%増加、科學技術成果移転サービス産業の導入額は同67.8%増加した」という。
また同責任者は、「東部?中部?西部地域の外資導入が安定して増加し、自由貿易試験區の外資導入も好調な伸びを維持した。東部の導入額は同6.0%増加、中部は同5.6%増加、西部は同7.3%増加した。自由貿易試験區の導入額は1212億6千萬元で、全體の14.3%を占めた」と述べた。(編集KS)
「人民網日本語版」2019年12月23日