「新時代における科學普及の革新的発展」をテーマとする第26回全國科學普及理論シンポジウムが26日から27日にかけて、安徽省合肥市で開催された。シンポジウムでは「國家科學普及能力発展報告書(2019)」が発表された。科技日報が伝えた。
中國國民の科學素養の効果的な向上をより良く促進するため、中國科學普及研究所は2016年より國家科學普及能力発展研究を展開するとともに、青書という形式により、中國の國家科學普及能力の発展狀況を公開してきた。
報告書によると、國家科學普及能力発展指數が持続的に成長した。同指數の2006-17年における年平均成長率は8.08%で、2017年末には國家科學普及能力発展指數が2.12になった。東部地域の指數が中西部地域を明らかに上回っている。科學普及産業を見ると、中國の科學普及企業は主に北京?天津?河北省、長江デルタ及び広東省、安徽省などに分布している。デジタル化科學普及産業、STEM教育、科學普及観光などの新興科學普及業態が、科學普及能力を高める重要な力になっている。中西部地域の科學普及能力発展指數は、全國水準、東部地域水準との格差をさらに縮めたが、依然としてインフラ整備による向上促進が必要となっている。(編集YF)
「人民網日本語版」2019年10月28日