今年の國慶節(建國記念日、10月1日)の大型連休まで1週間を切った。今年の外出関連データによると、國慶節連休中、空路を利用する人は増えているが、航空券価格は逆に値下がりしている。人民日報海外版が報じた。
中國の総合旅行サイト「Qunar.Com」航空旅行ビッグデータ研究院の報告によると、國慶節連休中の國內線予約件數は前年同期比10%以上、國際線および香港?マカオ?臺灣地區路線は同15%以上、それぞれ増加した。今年の國慶節連休中に旅行に出かける人の數は大幅に増加する見込みだが、航空券価格は前年同期比やや下落している。このうち、國際線および香港?マカオ?臺灣地區路線の航空券平均価格は稅込み1157.29元(1元は約15.1円)、前年同期比約200元の下落で、下落幅は16%に達した。國內線の航空券チケットのみの価格は837.32元で、同約50元下落した。
旅客數が増加する一方で航空券価格が下落している狀況について、専門家は、民用航空の乗継が増加しているのが大きな原因であると分析している。「Qunar.Com」航空旅行ビッグデータ研究院の統計データによると、今年の國慶節大型連休中の乗継旅客數は2018年比13%上昇した。國際線のみならず、國內線利用客も、乗継便を利用する人が大幅に増加しており、このことが、今年の國慶節連休中の航空券価格が下落した主な原因となっている。
現時點で、國內発で人気の國際線乗継地トップ3は、広州、クアラルンプール、上海で、西安、昆明、鄭州は、國內線乗継地の上位3都市となっている。(編集KM)
「人民網日本語版」2019年9月26日