米側は中國からの輸入品に対する関稅率をさらに引き上げた。これは深刻に両國首脳の共通認識に背き、中米両國の利益を損ない、グローバルな産業チェーン及びバリューチェーンを脅かし、國際貿易と世界経済の成長に累を及ぼす、全くもって自他共に損害を與える行動だ。米國の一部の者はあろうことか、いまだに「米側の関稅率引き上げに中國側が対抗することはない」と妄想している。これは彼らが情勢判斷を誤っていることを示している。特に、斷固として対抗する中國の意志と能力についての判斷を深刻に誤っている。(人民日報「鐘聲」國際論評)
最大限の圧力を繰り返す米側に対して、中國側は理性的、自制的な姿勢を保ち、國家の核心的利益と國民の根本的利益を斷固として守っており、重大な原則問題においては決して譲歩しない。米國からの一部輸入品に対する追加関稅率を6月1日に引き上げたこと、「信頼できないエンティティー?リスト」制度の設置を発表したこと、留學?観光目的の渡米に注意を喚起したこと、中國企業による米國からの農産品輸入を停止したこと、このほど第3次対抗措置を打ち出したこと。中國側は有言実行だ。それが誰であろうとも、最大限の圧力を加えることで中國に不當な要求を呑ませるとの愚かな企ては思い通りにいかない。