(3)文化的多元性は思想の分化を招きうる。正しい基本的価値観による誘導がない場合、多元的な価値観は思想の分裂をもたらし、価値と思想上の混亂を招く。これは「カラー革命」実現の文化的土臺となる。
(4)民衆感情は社會のバロメーターだ。社會ガバナンスが追いつかず、民生の問題が効果的に解決されず、公共財の供給が不足している場合、民衆の不満を招く。民衆感情の問題が深刻で、共通認識や結束力の形成が難しい場合、西側勢力に民衆感情を利用し、ポピュリズムで民衆感情を煽動する隙を與える。これは「カラー革命」実現の世論の土臺となる。
われわれが特に注意すべきは、一部の西側敵対勢力はいつもいわゆる「民主、人権、平等」といった「美しい仮面」をかぶり、歴史の検証、実踐の検証に耐えられない様々な「馬鹿げた口実」を利用して、非合理的、非道義的な卑劣な手段と行為によって、他の國や地域を混亂させることだ。これは、こうした西側敵対國家の「本性」だ。
■「カラー革命」発動の手段は?
【韓氏】まず、「カラー革命」の対象を見つける必要がある。「カラー革命」の主體は2種類いる。1つは學生、もう1つは社會の底辺で不満を抱いている人々だ。例えば現在の香港では、學生や社會の底辺の民衆の一部を利用して計畫を実行している。