「今回の共同訓練はハイライト続きで、終始見事だった。協力形式、組織?実施、內容設計のいずれにおいても稱賛に値する點に事欠かなかった」。12日の中獨衛生支援共同訓練「共同救援2019」閉幕式で、中央軍事委員會後方支援部衛生局長の陳景元少將は共同訓練を高く評価した。陳氏は「共同訓練は実戦に焦點を合わせ、深く融合?拡大し、両軍の衛生支援の醫學救援水準と國際人道救援活動の実行能力を高めるうえで重要な役割を果した」と述べた。新華網が伝えた。
■一段と実戦的に
実戦性が高まったことは、今回の共同訓練の大きな注目點だ。訓練では指揮、技術のいずれにおいても、技術?戦術指標は実際の行動に従い設けられ、全ての行動に基準が求められた。
実戦性は他の面にも示された。例えば、訓練は國連の枠組での國際人道醫學救援活動の共同実施を背景に、時代の要請や世界の現実と高度に合致したものだった。「訓練內容を現実の実踐と結びつけ、國際人道醫學救援を実施する中獨の実務的で揺るぎない姿勢と決意を改めて示した」と陳氏は語った。
■全過程で「共同」 深い融合を體現
「協力によって國際人道救援活動の共同実施能力を高めるのは非常に良い方法だ」。中國側総監督を務めた國防大學合同勤務學院合同後方支援系副主任の畢光遠氏によると、今回の共同訓練は內容設計において、指揮、負傷者への応急処置、感染拡大防止、負傷者の移送の4つの「共同」を際立たせ、混合編成部隊を組織し、雙方の參加要員が切磋琢磨し、交流し、共同訓練の內包を拡大し、深め、中國と歐州の國との衛生支援部隊の深い融合を初めて実現した。
中國側部隊の陣容にも「共同」が十分に體現された。畢氏によると、衛生支援活動は各方面の要素に関わり、共同指揮がその成敗を決める鍵となる。今回は戦役指揮レベルで多軍種共同と多要素融合を実施し、その連攜と著実な行動を確保した。(編集NA)
「人民網日本語版」2019年7月15日