■対話膠著の打破に資する
核廃棄のステップと方法をめぐる溝を埋める術(shù)がないため、今年2月末のベトナム?ハノイでの第2回米朝首脳會(huì)談は具體的成果を得ることができなかった。今回板門店で短時(shí)間會(huì)ったことは、朝米対話の膠著を打破するうえで実質(zhì)的な助けとなるだろうか?
韓國?慶煕大學(xué)の朱宰佑教授(國際政治學(xué))は、これについて「朝米対話の推進(jìn)力を引き続き保つ助けとなり、対話を通じて問題を解決するという朝米首脳の意向、自信、柔軟性も明示され、今後の実務(wù)レベルの交渉について両首脳が共通認(rèn)識(shí)を形成し、立場について意思を疎通する助けとなる」と指摘した。
王氏は「今回會(huì)ったことには積極的な意義が大きく2つある。1つには、朝米対話に新たな活力を注ぐことができる。會(huì)った時(shí)間は長くなかったものの、ハノイ會(huì)談のもたらした悲観的な雰囲気をある程度吹き飛ばし、対話を引き続き正しい方向に向けて前進(jìn)させることができる。もう1つには、重要な象徴的意義がある。以前、クリントン元大統(tǒng)領(lǐng)、ジョージ?W?ブッシュ元大統(tǒng)領(lǐng)、オバマ前大統(tǒng)領(lǐng)も朝韓非武裝地帯(DMZ)を訪れたが、基本的に朝鮮に圧力を加えるものだった。今回トランプ氏は金氏と會(huì)うためにDMZを訪れた。これは対峙から緩和へと向かいつつある朝米関係にとって、象徴的意義を持つ出來事だ」との考えを示した。(編集NA)
「人民網(wǎng)日本語版」2019年7月1日