「関數があなたにとって永遠の痛みとなりませんように!」
「日々の暮らしには変數が多すぎるけれども、目標さえ定めれば、心も定まる」
「日々の暮らしがあなたの思い通りにならなかったとしても、悲しまないで、焦らないで。しっかり観察して、冷靜になれば、きっと思考の悪循環から抜け出せるから」
これらはいずれも長沙職業技術學院の2018年下半期末試験「工科応用數學」科目で出題された試験問題文。これらの問題文は「ココロを癒すちょっといい話」や「ベタな愛のささやき」のヒントが各所にちりばめられており、試験を受けた學生たちを大いに驚かせた。この試験問題の作成者は同校準教授の謝金雲さんだ。謝準教授は人文學と數學を融合させ、名言や格言、古詩、さらには流行語まで引用して問題のヒントを作成し、人文學的な薫陶を行ったことで、學生たちの間で話題になっているという。學生たちも、「學生のことをとても考えてくれている先生」と評価している。中國青年網が伝えた。
謝準教授が作成した「工科応用數學」期末試験問題では、出題者名の欄に「あなたと一緒に楽しく學んでいる人」と書かれていた。そして配點の高い文章問題や配點の低い計算問題の前にはすべて括弧でくくられた「解答のヒント」が添えられている。たとえば、第1問の選択問題には、「たった4つの選択肢から正しい答えを選ぶこともできなかったら、この先、十數億人もの中からどうやって運命の人を探し出せる?」というメッセージが添えられていた。
謝準教授は、「この試験問題は、私が個人的に數學教育における試みの一つとしてやったこと。人文學と數學を融合させ、名言や格言、古詩、さらには流行語まで引用して、學生に人文學的な薫陶をしたいと考えたから」としている。
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、寫真の無斷転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn