中國文化?観光部(省)は26日、中國の観光商品體系はますます完備されており、供給能力も著しく向上したことを明らかにした。観光景勝地は、観光業の核をなす吸引力を備えると同時に、観光業発展をリードする存在でもある。現在、中國國內には、3萬ヶ所を上回る景勝地?観光スポット(うちA級景勝地は5A級259ヶ所と4A級3034ヶ所を含む約1萬300ヶ所)、革命聖地を訪れる紅色観光景勝地300ヶ所、國家級リゾート景勝地26ヶ所、観光レジャーモデル都市10ヶ所、國家生態観光モデル區110ヶ所、建設中のキャラバンサイト(オートキャンプ場)約900ヶ所、全國通用航空観光モデル基地16ヶ所がある。このほか、文化観光?科學技術観光?學習研修観光?ウェルネストラベル?工業観光?スポーツ観光など數多くの「観光+」融合発展新商品が市場に登場しており、観光旅行とレジャー?リゾート旅行の組み合わせや従來の観光業態と新業態とのダブル?グレードアップといった局面がほぼ形成されている。
中國の観光発展は、「景勝地が國民に國の発展による恩恵を享受させること」という方向性を堅持し、観光業の発展成果をより多くの國民が享受できることを目指している。今年10月の時點で、全國各地で981ヶ所の景勝地が、入場料無料あるいは値下げ措置を実施しており(無料開放74ヶ所、値下げ907ヶ所)、うち5A級景勝地は159ヶ所、4A級景勝地は534ヶ所となっている。入場料を値下げした景勝地907ヶ所のうち、値下げ幅が20%を上回ったのは491ヶ所、30%以上は214ヶ所だった。
大衆観光時代の到來にともない、田舎観光市場に対するニーズが高まり、それに伴って人々に豊かさをもたらす効果も顕著に表れ、その発展潛在力は極めて巨大となっている。2018年上半期、全國の郷村における観光収入は7700億元(約12兆4200億円)に達し、國內観光総収入の31.4%を占めた。郷村の観光地の受入者數は延べ13億7千萬人、國內観光客総數の48.6%に上った。(編集KM)
「人民網日本語版」2018年12月28日
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