北京の充電スポット、半徑5キロのネットワークを形成

北京市都市管理委員會が21日に発表した情報によると、2月末時點で北京全市で約12萬1700基の充電ポールが設(shè)置され、前年末比で5.6％増となった。具體的に見ると、団地內(nèi)の個人用固定停車スペースに約8萬6900基設(shè)置されている。個人用の電気自動車（EV）と個人用充電ポールの割合は10：7.6に達している。社會の公共サービスを見ると、ショッピングモール、スーパー、公園、観光スポット、交通中樞及び駐車?乗換、高速道路サービスエリアなどの公共駐車場の2070ヶ所に設(shè)置されており、社會公共充電ポールが約1萬8800基に達している。これにより、六環(huán)內(nèi)の平均サービス半徑が約5キロの公共充電ネットワークを形成している。

北京市発展改革委員會は2016年、國家新エネルギー車普及?応用の関連政策及び計畫?目標に基づき、「北京市電気自動車充電インフラ特別プロジェクト計畫（2016?20年）」を発表した。同計畫は、北京市で2016?20年の間に充電ポールを約43萬5000基設(shè)置するとした。うち個人用充電ポールは、「1臺につき1基」をほぼ実現(xiàn)しなければならない。社會公共充電スポットは、全市（山間部を除く）で平均サービス半徑が5キロ未満の充電ネットワークを形成する。

それに対して、中國工業(yè)?情報化部（省）の苗部長は、「新エネルギー車の増加に伴い、中國全體に充電インフラの構(gòu)造的な供給不足という問題が存在している。かつ充電施設(shè)の配置が合理的ではなく、公共充電スポットの使用率はわずか15％だ。持続可能な商業(yè)発展モデルが形成されておらず、運営企業(yè)の収益問題が存在している」と指摘した。

充電スポットの代表的な企業(yè)である北汽特來電の楊明華マーケティング副総監(jiān)は、北京市で公共充電スポットの使用率が低いという現(xiàn)象について、「利用率は地域によって二極化が生じている。50?80％に達する地域もあれば、ほぼ0％となっている地域もある。また、市街地は駐車スペースが少なく、駐車料金が高いため、充電料金よりも駐車料金の方が高いということがあり、中心部の使用率が低めになっている」と指摘した。

中國汽車工業(yè)諮訊発展公司の賈新光首席アナリストは、「公共充電スポットの使用率が低いのは、配置が非合理的で、人が少ない場所に設(shè)置されていたり、設(shè)置場所が見つけにくいといった原因がある。また、各公共充電スポットの運営企業(yè)の相互接続水準及び互換性が低いことで、一部の充電スポットは互換性がなくなっている。そのほか、充電ポールが故障し、充電できないこともある」と話した。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2018年3月22日