3月は風(fēng)も日の光もとても心地良く、自然の中でピクニックを楽しむ絶好のシーズン。そして花見シーズンの到來ともなるが、花粉癥を患っている人々にとっては、なんとも悩ましい時期でもある。春の花粉癥シーズンにアレルギー反応を少しでも緩和するにはどうすればいいのだろうか?ここでは8つの花粉癥対策を紹介していこう。経済日報が伝えた。
1)風(fēng)の強い日は外出を避ける
花粉であれば全てアレルギー源になるという訳ではなく、風(fēng)を媒介として受粉する樹木や草が主に花粉癥の原因となる。空気が乾燥していて風(fēng)が強い日は、植物の「花粉のう」がはじけやすく、大気中の花粉濃度が急上昇する。特に午前5時から午前10時までと夕暮れ時は、大気中の花粉の濃度がピークに達(dá)するため、外出はなるべく避けること。
2)外出時にはマスク著用
花粉が大量に飛んでいる日は、外出時には帽子を忘れずかぶること。花粉が付著しにくい繊維の帽子を選ぶのがベストだ。また、花粉癥の人にとって、マスクも外出時の重要ツールのひとつで、花粉カット率が高く、かつ通気性の良いマスクを選ぶこと。帰宅したら、すぐにマスクを綺麗に洗うことも忘れずに。
3)帰宅後すぐに洗顔?洗髪する
花粉癥の人は、帰宅したらまず鼻を洗うこと。顔にもアレルギー反応が出る人は、冷濕布をするのも良い。髪の毛には大量の花粉が付著する。なぜなら髪の毛には靜電気が発生しやすいため、花粉が付著しやすいからだ。それにより、帰宅時に室內(nèi)にそのまま花粉を持ち込んでしまうことになる。洗髪せずに寢てしまうと、花粉は寢具にも付著してしまう。
4)室內(nèi)の濕度を保つ
寢室から花粉を追い出すように努めること。室內(nèi)の濕度を保つことは、室內(nèi)の花粉やダニを除去する最良の方法だ。外出して帰宅したとき、上著は寢室に持ち込まず、別の部屋に保管するとよい。
5)洗濯物は室外に干さない
花粉が多い季節(jié)は、花粉の付著を防ぐため、洗濯した衣服やシーツを屋外に干してはならない。花粉の飛散指數(shù)が非常に高い時間帯に外出したときは、帰宅後ルームウェアに著替え、外出時の服の表面に付著している花粉でアレルギー反応が起きないよう注意すること。また、花粉アレルギーの人は、外出時に、花粉対策メガネやサングラスをかけることで、防護(hù)効果がより高くなる。
6)花粉癥薬を攜帯する
花粉癥の人が空気と一切觸れないことはほぼ不可能だ。毎年「シーズン」が到來すると癥狀が出る花粉癥患者は、しっかりと花粉をガードするほか、常用している花粉癥薬を常に攜帯しておくとよい。専門家は、花粉に反応して急性の喘息反応が出る患者に対し、「臨時に喘息発作を抑え、癥狀を緩和する薬をいつも持ち歩くように」とアドバイスしている。
7)早めに予防薬を使用する
醫(yī)師は、花粉が原因でアレルギー性鼻炎を発癥する患者に対し、花粉が飛び始める半月前に病院に出向いて薬を処方してもらうようアドバイスしている。減感作療法(アレルゲン免疫療法)を受けることで、アレルギー反応が起きても、軽く抑えられる。患者が自己判斷で予防のために噴霧薬を使用することについては、臨床例から「効果がない」ことが分かっているため、醫(yī)師は推奨していない。
8)野菜を多く摂り、甘いものの摂取を控える
花粉シーズン中、花粉癥の人は、食生活にも注意する必要がある。甘い食品や糖分の摂取を控え、普段から高タンパク?高カロリーの飲食物を極力減らし、緑の野菜を多く食べると良い。(編集KM)
「人民網(wǎng)日本語版」2018年3月13日
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