國務院の李克強総理は現地時間の1日午後、ロシア?ソチのラディソン會議センターで行われた上海協力機構(SCO)加盟國の政府首脳(首相)理事會第16回會議に出席した。ロシアのメドベージェフ首相、カザフスタンのサギンタエフ首相、キルギスのイサコフ首相、タジキスタンのラスルゾダ首相、ウズベキスタンのアリポフ首相、パキスタンのアバシ首相、インド政府代表らが出席した。
李総理は演説の中で、「SCOが発足してからの16年間、加盟國は『相互信頼、相互利益、平等、協議、多様な文明の尊重、共同発展の追求』という『上海精神』を揺るぎなく遵守し、安全保障、経済、人的?文化的分野などでの協力を全面的に推進し、相互尊重、公平正義、協力ウィンウィンの新型國際関係の模範を確立した。今年6月に(カザフスタンで)行われたアスタナサミットでは、習近平國家主席が団結?相互信頼、安全保障協力の強化、発展戦略のマッチング、人的?文化的交流の深化などで各方面と重要な共通認識に達した。サミットの後、中國は回り持ちで議長國を引き継ぎ、各方面の積極的な支援の下で、各分野における協力の安定した発展を推進している」と述べた。
出席した各國の指導者は、「地域の安定を保護し、経済発展がSCO各加盟國の共同利益に合致するよう促進する。SCOの協力の動きは好調で、潛在力は大きく、『上海精神』を堅持して、発展戦略のマッチングを強化し、相互接続と地域貿易一體化建設を推進し、エネルギー、農業、金融、投資、科學技術革新、デジタル経済、地方など各分野での協力を深化させ、各國の企業が地域経済協力に參加するのを支援し、SCOの影響力をさらに高め、地域の平和安定をともに促進し、持続可能な発展?繁栄をともに模索するべきだ」との見方を示した。
李総理と參加各國の指導者は、共同コミュニケに調印し、これを発表し、SCOの経済貿易、財政、安全保障など各分野における複數の協力協定と決議を批準した。(編集KS)
「人民網日本語版」2017年12月3日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、寫真の無斷転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn