中國宋慶齢基金會が日本の株式會社河合楽器製作所と提攜し、「中日音楽交流特別公益基金」を設立し、同基金の調印式が22日、北京宋慶齢舊居で開催された。中國新聞網が伝えた。
中國宋慶齢基金會の井頓泉副會長は、「音楽は翻訳を必要とせずに心の交流が可能な蕓術であり、國、民族や文化といった枠組みを超えて対話できるかけ橋だ。本基金の設立は指導者の育成、新たなモデルの創出、環境づくりなどの各方面で中國音楽教育に専門的なサポートを提供し、中日両國の音楽愛好者が対話可能なより優れたプラットフォームを提供し、音楽教育をさらに発展させることにつながる。また、音楽を通して、中日両國民の心の距離が縮まり、中日の民間友好交流が深まることを願っている」と述べた。
株式會社河合楽器製作所の河合弘隆社長は、「中國宋慶齢基金會と提攜し、中國で音楽交流特別公益基金を設立できることを非常に光栄に思っており、このことは當社にとっても長年の夢だった。今後、河合楽器は中國宋慶齢基金會との提攜をさらに強化し、中國の音楽人材の育成、及び日中音楽交流事業の発展のためにできるかぎり力を盡くしていきたい」と話した。
同基金は「未來創り」を主旨として、中國國內での音楽指導者の育成、音楽教育の普及、中日音楽交流などの音楽教育プロジェクトを通して、中國の音楽教育の質の向上、中國音楽教育事業発展の促進、中日民間友好交流の強化を目指す。
調印式終了後、井頓泉副會長が中國宋慶齢基金會を代表し、表面に「共襄善挙(共に慈善的な行いをする)」の四文字が刻まれた、中國の特色ある青花瓷(白地に青で文様を表した陶磁器)を河合楽器に贈った。(編集YK)
「人民網日本語版」2016年12月26日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、寫真の無斷転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn